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8. 長崎 原爆資料館、山王神社 [2014 長崎]

2014年2月1日(土)~2月2日(日) 長崎旅行記

2月2日(日)
ゆっくり眠って遅めの起床、ホテルで朝食をいただき、
10時少し前に荷物を預けて、チェックアウト。
路面電車の1日乗車券(500円)を購入し、原爆資料館へ。

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原爆資料館のお隣、原爆死没者追悼平和祈念館の屋根にあたる場所には、
死没者の方々が求めた水をたたえる水盤が置かれてありました。

原爆資料館を訪れたのは小学校の修学旅行以来かな。
それ以降も長崎には何度も来ていたけれど、平和公園にまでは来ても、
原爆資料館は何となく避けてしまっていました。
だけど今回、原爆資料館をじっくり見ておきたいという気持ちになり
長崎に来ることにしたのでした。

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テニアン島で撮影された長崎型原爆(ファットマン)。
長さ3.25m、直径1.52m、重さ4.5トン。
広島型原爆は、直径が約半分の0.7mと細めだったからか
リトルボーイと言われているようです。

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一本柱になった山王神社の鳥居。

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現在の「一本柱鳥居」。

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地元の方々は「片足鳥居」と呼んでいるようです。

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元々鳥居は4基あり、原爆で「一の鳥居」と「二の鳥居」を残して倒壊。
この片足鳥居は「二の鳥居」で、爆心地から遠い片方の柱だけが残って
現在も立っているとのこと。

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原爆資料館の写真は、この角度からでしょうか。

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鳥居をくぐって、この先が山王神社。

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倒れてしまったもう片方の柱。

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破壊されても存在感があります。

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階段を上がった先に、山王神社の社殿があります。

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樹齢500~600年という2本の大クス、原子爆弾の爆風により
幹に大きなき裂を生じ、枝葉が吹き飛ばされて丸裸になり、
熱線によって木肌を焼かれ、一時は枯死寸前と思われたけれど、
その後、樹勢を盛り返し、現在の姿となっているとのこと。

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原爆投下後は、こんな姿だったんですね。

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プレートに書かれている名前は、被爆クスノキ。

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足場が組まれている場所から、幹の穴の中を見ることができます。
小石やガラス破片などが転がっていました。
元気そうに見えるクスノキだけど、き裂の治療跡が痛々しい。

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長崎市の天然記念物に指定されている被爆クスノキ。
強く生きている姿を見ると、不思議と元気をいただけます。

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山王神社の社殿。

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お参りして、御朱印をいただきたかったのだけど、
どなたもいらっしゃらないようで、しばらく待ってみたのだけど、
結局、いただくことが出来ませんでした。 残念。

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山王神社の入り口そばにある坂本町民原子爆弾殉難之碑。
原爆で倒壊した山王神社の鳥居の足柱で作られているのだそうです。

つづく

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