SSブログ

2. 宮城 松島 円通院 [2015 宮城・岩手]

2015年2月11日(水・祝)~2月16日(月) 宮城旅行記

宮城セキスイハイムスーパーアリーナで行なわれる「福山☆冬の大感謝祭
其の十四」に参加するため、宮城県・仙台へ行ってきました^^ の続き。

2月11日(水・祝) 松島
円通院山門からまっすぐ進み、拝観順路どおりにまわります。

IMG_6134-3.jpg
境内のいちばん奥、この階段をあがった先が、

IMG_6147-3.jpg
伊達政宗の嫡孫「光宗公」の霊廟「三慧殿(さんけいでん)」。
三慧殿は、技術の粋をつくした伊達家屈指の建築物とのこと。
国の重要文化財に指定されているようです。

IMG_6148-3.jpg
内部には光宗公の騎馬像などを納めた厨子が置かれてあります。

IMG_6136-3.jpg
厨子の図案は、支倉常長がヨーロッパから伝えた西洋文化の影響が強く、
日本最古といわれる西洋バラが描かれていたり、ハートやクローバー、
ダイヤ、スペードの模様も描かれています。
当時、鎖国制度を施行していた徳川幕府に対しては、伊達家の霊廟とだけ
申し立てていて、三慧殿の扉が開けられることは絶対になかったのだとか。

IMG_6144-3.jpg
そのため、3世紀半もの間、公開されずに現代にまで至ったようだけど、
確かにこの地味な建物のなかに、あんなキラキラ鮮やかな厨子があるとは、
誰も思わないですよね・・・(^^;

IMG_6157-3.jpg
伊達家350年の秘蔵を守っていた三慧殿、
改めて見てみると、なんだかスゴイものに見えてくるから不思議です^^

IMG_6155-3.jpg
順路を先に進むと、約700年前のものという洞窟群。

IMG_6160-3.jpg
その先には、バラ園。 時季外れでお花はないけれど・・・(^^;
三慧殿の厨子に支倉常長がヨーロッパから持ち帰ったバラが描かれている
ことから禅寺には珍しく境内にバラ園があるのだそうです。

IMG_6164-3.jpg
円通院の本堂「大悲亭」。
大悲亭内には数珠作りを体験できるお部屋があり、賑わっていました。
私は作りませんでしたが、なかなか人気がある感じでした^^

IMG_6169-3.jpg
山門のすぐ脇にある「縁結び観音」。
ライヴの座席が、ましゃのすぐ近くであるように祈っておきました(笑)

つづく

コメント(3) 
共通テーマ:旅行

こちさの旅の記録(~2013)
こちさの旅の記録(2014~2017)
こちさの旅の記録(2018~2023)
こちさの旅の記録(2024~