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22. 三内丸山遺跡 大型掘立柱建物跡 [2016 青森]

2016年3月19日(土)~3月21日(月・祝) 青森旅行記

3月20日(日)
北の谷、北盛土、子どもの墓と見学した後は、
三内丸山遺跡を象徴する遺構の「大型掘立柱建物跡」へ。

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大型掘立柱建物と大型掘立柱建物跡。

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復元された大型掘立柱建物は、発掘調査の成果や柱穴の底の部分に
かかっていた土圧の分析結果などから全体の大きさを推定し、
柱間と同じ4.2m間隔で床を作った3層の建物となっています。
実際に見つかった建物跡は、後ろのドームの中に保存されています。

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掘立柱建物は、柱穴を掘り、柱を立て、床や屋根を支えています。
ここでは、直径約2m、深さ約2mの柱穴が3個ずつ2列並んで
見つかっています。
これらの柱穴の間隔はすべて約4.2mで、規則正しく配置されていて、
柱穴の中からは直径約1mのクリの木柱が見つかりました。
縄文時代中期後半(約4,200年前)のものと考えられているのだそう。

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眺めていると、縄文時代の風景がいろいろ浮かんできて、
なんだかとってもワクワクな気分になりました^^

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大型掘立柱建物の屋根については、様々な説があることから、
現在はあえて復元していないのだそうです。

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この場所は集落の北西端で、周辺には他に施設がないことから、
物見やぐら、灯台、あるいは、まつりの施設、神殿などの用途だった
のではないかと考えられているようです。

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何に使われていたのか、とっても気になる~♪
いろいろ想像しちゃいます^^

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高さは約15m。
縄文時代に、こんなものを作ることが出来たのが驚きです。
立派なクリの木も、たくさんあったのでしょうね^^

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青い空が似合う~♪

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こちらは、縄文ポシェットが見つかったという場所。
鉄塔の辺り、地下約4.2mのところから出土したようです。

つづく

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